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笹幸恵
2021.9.11 13:00配信動画

玉川徹は本当の「野戦病院」を知らない!? 『軍トリ』ご感想をいただきました。

医療従事者・ふぇいさんから
先日配信された『軍トリ』のご感想をいただきました。

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笹幸恵の軍事トリビア#61 
『「野戦病院設立」が最優先? 
 ”ごっこ遊び”でしかない 
メディアの言葉の軽さを検証する』 
拝見しました。 

仮繃帯所→野戦病院→兵站病院→陸軍病院と 
戦時中の治療、病院の流れを教えていただき、 
そして実際どのような場所が野戦病院なのか 
野戦病院でどのようなことが行われていたのか。 
紹介していただいた 
『第六師団第四野戦病院戦史』 
『沖縄戦ー第24師団第2野戦病院史実資料』の内容 

「なすすべがない」様子が文面から伝わってきます。 
世が世なら私もこういった現場に居たかもしれないと思うと 
先人には感謝しかありませんし、さぞ無念だったろうと感じます。 
ここまで教えていただいて、 
玉川徹の「野戦病院を作れ」…? 

今の日本は戦時中なのか。 
ガ島「丸山道」第一野戦病院跡の写真を見て 
玉川徹は「野戦病院」を知らないと確信しました。 

(頬かむりしてるのもいますが) 
私たち多くの医療者を新型コロナの治療から遠ざけているのは 
日本ではさほど強くない新型コロナを 
早期治療ができなくしてしまっている「法律」と 
玉川などメディアと「お抱え医療者」が作り、 
大衆が乗ってる「空気」があるからと考えております。 
仮に新型コロナが強毒で猛威をふるっていたなら、 
夜勤でパソコン打って感想書いているなど 
できないことでしょう。 
未だにヒマしている医療機関がある現実を 
「野戦病院」という言葉を使い 
「なすすべがない」戦時中と一緒にしてしまうのは、 
戦時と現実がわかっていないことと同時に 
玉川の頭の中にあるお花畑を 
コロナ君がちょっと踏んだからでしょうか。 

動画の最後 
笹先生が、怒りを通り越してあきれている様子が 
とても刺さりました。 

「戦争ごっこ」はもう終わりにして、 
未来に何をどう残すのか。 
今週末東海ゴー宣道場に行くのが楽しみになりました。 

まとまりない感想失礼しました。 
ありがとうございました。
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ふぇいさん、いつもご感想をありがとうございます♪
短くまとめたつもりが延々としゃべりまくって
ちょいと長い尺になっていますが、
「野戦病院」というwordにちょっとでも違和感を
覚えた方、ぜひ軍トリをご覧ください。




では皆様、明日は東海ゴー宣道場でお会いしましょう!
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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